ストーリー
btn_chapitres Created with Sketch. チャプター

ラバー

「最初はゴムの木を守るために闘っていると思っていました。

— シコ・メンデス、アマゾン熱帯雨林保護に命を捧げた第一人者。 信念を貫くことを理由に、大土地所有者によって暗殺された。

Chico Mendes et sa femme, Ilzamar Mendes

シコ・メンデスと妻のイルザマール・メンデスブラジル、アクレ州シャプリの家にて、1988年

© Miranda Smith、Miranda Productions, Inc.

セリンゲイロとその家族が暮らす家シコ・メンデス保護区、アマゾン、2013年

© Vincent Desailly

VEJA スニーカーの主な原材料の1つは、アマゾンの野生ゴムです。

2004年から2019年まで450トン以上のアマゾンのゴムが購入された

VEJA の購入価格は市場の2倍です。

以来、生産者家族が暮らすエリアが保護されるようになりました。 このラバー素材を、すべてのスニーカーのソールに使用しています。 アマゾンゴムは、ゴム樹液採取者の家族により構成される協同組合から直接購入しています。

VEJA のソールには、20~30%の天然ゴムが使用されています。

CVP 1キロあたりに支払われる最終価格は、市場価格の220%です。

2019年は、アマゾン産ゴムを1キロあたり18.71レアルで Cooperacre から直接購入しました。 Cooperacre は、家族生産者から CVP として集めたアマゾンのラテックス(ゴムの木の樹液)をゴムに加工する協同組合です。

生産者の家族は、CVP 1kgあたり8.00レアルの報酬に加え、政府からの補助金を受けています。 今日の一般的なアマゾンゴムの市場価格は2.50レアルです。 VEJA は生産者の家族に、ゴムの品質を評価する1.00レアルの特別報酬と、森林保護のための特別手当4.50レアルを追加でお支払いしています。

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アマゾンゴム(CVP)

© Camilia Coutinho

森林の経済的価値を高めることが、森林を守る手段になります。

ゴム生産者の GPS 位置情報

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ようこそ
ジャングルへ

VEJA チームのシコ・メンデス保護区への旅。

© Studio VEJA

アマゾンは、ゴムの木が自生する地球上で唯一の場所です。 VEJA のソールには、ブラジルのアクレ州のセリンゲイロ(ゴム樹液採取者)が収穫するゴムが使用されています。

セリンゲイロたちは森に暮らし、森と共存しています。 毎年3〜11月のゴムの収穫時期になると、彼らは森の中を歩き回ります。 樹液を採取する権利を有し、セリンゲイロのみが知る道を辿ってゴムの木に切り込みを入れてゆきます。 こうして彼らが森を巡回することで、木が再生されるのです。 1人のセリンゲイロが平均20ℓの樹液を収穫します。

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ゴムの木に切り込みを入れるセリンゲイロ。アマゾン、2016年

© Ludovic Carème

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2007年以来、VEJA はゴム生産の調整を行いシコ・メンデス保護区のセリンゲイロたちに支払いを行う Amopreab と協働しています。 現在、いくつかの生産者団体に代表される620家族以上が VEJA のプロジェクトに参加しています。

voyages presse

GQ、Grazia、RTL とのプレス旅行アマゾン、2015年

© Ludovic Carème

アントニオ、
セリンゲイロ、アマゾン熱帯雨林の守り手

2016年10月17日発行、VEJA トラベルジャーナルより抜粋:

先週アマゾンで、セニョール・アントニオに会った。 彼は妻と子供たち、孫たちを紹介してくれた。 そして我々に森を見せるため歩き出し、自身に起こったことを語った。

彼の父がそうであったように彼もセリンゲイロで、森を糧に暮らしている。 1980年代にはブラジルの環境保護活動家として名高いシコ・メンデスと共に、自由を求めて闘った経験がある。

そんな彼が伐採業者に殺すと脅され、その後やってきた警察に逮捕されたというのだ。 「アントニオを連れて行くなら自分も行く」とコミュニティの全員が警官に立ち向かった。アントニオは伐採業者を訴え、勝訴した。今目の前に木が立っているのは、そのおかげだ。

彼の語る内容は我々に強烈な衝撃を与えた。なぜなら我々は、この種の慣行がまだ続いていることを知らなかったからだ。 実際は今もアマゾンの違法森林伐採は続いている。そして彼のように熱帯林を守るため命をかけて闘う人がいる。

昨年、息子のペドロからゴムを300キロ購入した。そのゴムでスニーカーを1,400足作った。

Antonio

アントニオシコ・メンデス保護区のセリンゲイロ

© Studio VEJA

ビア・サルダーニャ、
アマゾン活動家

Bia

ビア・サルダーニャ

© Hick Duarte

環境保護活動家である彼女は、アマゾンの森林保護活動でよく知られています。 1983年にブラジルの緑の党を設立したことがきっかけで地元の生産者コミュニティとの協力関係が強まり、活動家のリーダーであるシコ・メンデスに知り合ったといいます。

森を守るために生産者の家族を訪問し、支援を続ける彼女は、VEJA のゴム生産の関係者とも幅広く調整を行ってくれました。

また、セリンゲイロが原料ゴムを自分たちで半製品にするための技術的なサポートも提供しています。

森育ちの森林技術者、セバスティアン

Sebastiao

セバスティアン・ドス・サントス・ペレイラ

© Studio VEJA

セリンゲイロとして働く父の姿を見て大きくなったというセバスティアン。アマゾンのコミュニティ育ちです。 20歳で森林技術者となるための勉強を始め、2015年に卒業。

2017年より VEJA チームの一員として活躍中。 現在は、VEJA のアマゾンゴムのサプライチェーン担当を務めています。