マノエル氏
リアーショ・ド・メイオの綿花生産者、ショーロ
セアラー州、2016年
© Ludovic Carème
Rogério Azevedo de Barros, Raimundão son
Amazon, 2021
© Studio VEJA
Maguy, Log’ins employee
© Ginevra Formentini
VEJA のプロジェクトは、スニーカーの生産チェーンを原材料まで遡ることに始まりました。キャンバスに使用するオーガニックコットンを収穫し、アマゾンの森で採れる野生のゴムを現地で直接仕入れ、パリ郊外で社会復帰支援活動を行う Log'ins, (Logistics & Insertion)が参画する倉庫に在庫をストックし、世界へ出荷。原材料から生産・小売チェーンのあらゆるプロセスにプラスの影響をもたらすことが、VEJA の目指すスニーカーの再構築です。
VEJA スニーカーは思いもかけない素晴らしいプロジェクト同士を繋ぎ、有機栽培とフェアトレードを促進しながら環境と社会の再統合をもたらします。
セバスチャンとギスラン
アマゾン、2016年
© Studio VEJA
ある製品を真に透明性のあるアプローチで「解体」すると、広告によって作り上げられたフィクションやマーケティングストーリーより、現実のほうがはるかに魅力的であることに気づきます。 VEJA が証明したいのはこの事実です。つまり「現実」を描写することは、製品のストーリー作りよりずっと興味深いものなのです。
今日リアリティがマーケティングの中で重要なキーワードとなっていることを十分私たちは認識しています。それと同時にいくつかのブランドは部分的で、誇張された現実を演出していることも。
包み隠さず、失敗や限界をすべてオープンにすることが面白い。何が達成できていないかを把握し、より良い方法を学びながら改善する、それが僕らの仕事。
VEJAが創設されて以来、そのスニーカーは常に同じ場所、ブラジルで製造されています。
私たちはブラジルの北東部と南部の両方でスニーカーを製造しています。
2004年に VEJA がプロジェクトを立ち上げた際、環境問題と社会的インパクトの議論には誰も耳を貸してくれませんでした。 でも今は、誰もがその重要性を理解しています。 だからこそ、私たちにもう未来の話は必要ないのです。 VEJA の歩みは常に「現実」と「真実」の探求にありました。
これからのことを話す必要はありません。なぜなら私たちの挑戦はグリーンウォッシュという「装い」ではないから。 VEJA は空っぽの約束や偽りの情熱を語りません。 すでに達成したことだけを語り、次に行うべきことを実行する。それが私たちのルールです。
© Studio VEJA